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 ◇交流戦 巨人8―2ロッテ(2026年6月5日 東京D)

 巨人の橋上秀樹監督代行(60)はヤングジャイアンツの活躍に目尻が下がりっぱなしだった。

 投げては先発左腕・井上温大投手(25)がプロ7年目で自身初の完投勝利。打っては「8番・右翼」で先発に抜てきした中山礼都外野手(24)が先制犠飛、満塁走者一掃の3点適時二塁打、トドメのチーム8点目となる適時二塁打とプロ6年目で自身初の1試合5打点をマークした。

 4連勝で今季最多タイの貯金6。交流戦初戦となった5月26日のソフトバンク戦(東京D)から指揮を執る橋上監督代行はこれで7勝3敗。勝率.700の快進撃が続いている。

 試合後、インタビュアーから「あとアウト一つというところでプロ初完封とはなりませんでしたけれども、プロ初完投」と9回2死までプロ初完封ペースながらソトに5号2ランを浴びた井上について聞かれると「確かに最後、点取られちゃいましたけど、本当に素晴らしいピッチングでしたね」とまるで“優しいパパ”のように目尻を下げながらまずはコメント。

 「球のキレというか、球威も非常にありましたし、横で見てると、制球というか高さなんかも非常に安定してましたので。本当に…なんだろな、安心して最初から見れましたね、はい」と笑顔で振り返った。

 ソトの一発については「ベンチ全体でね、本当に完封っていう感じでしたけども。まあ、そこは次回に取っておくということで」と優しく苦笑い。「今日のピッチングがね、次回以降にね、つながってくれれば。非常にチームにとっても本人にとっても大きいかなって思いますけどね」と続けた。

 5打点の中山については「チームにとっても本当に助かりましたけども、本人が一番ホッとしたんじゃないですかね」とこちらも優しくコメント。

 「やっとこれで少しは次回から地に足をつけてね、できるんじゃないかっていうところは期待したいですね」と6番に入ってプロ初の開幕スタメンを勝ち取りながら、打撃不振で2度の2軍降格を経て戻ってきた期待の背番号40を思いやった。

 今回のスタメン抜てきについては「もちろん、いろいろ期待をしながら…です。もちろん、このままの数字で決していいわけじゃないし、満足もしてないし。僕らも満足してなかったですから。全ての選手もそうですけれども、なんかきっかけをつかんでね、本当に大きく飛躍してもらいたいと思いますし…若い選手ですからね。なんとかそのきっかけをつくってもらいたいっていうことをこめて起用してました」と話す橋上監督代行。

 「今カードもね、初戦取れましたから。次勝ってとりあえずまずは勝ち越しをね、決めたいというふうには思います。明日もみんなで全力でね、目の前の試合、戦っていきたいと思います」と5連勝を見据え、インタビュアーに「はい、どうも。ありがとうございました」と爽やかに口にして会見を終えた。