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退職予定の自衛官の再就職先として、フェリーの運航や整備の仕事を紹介する説明会が19日、大分市で開かれました。

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九州運輸局が海運業の人手不足を解消するために開いた説明会には、56歳で退職予定の自衛官ら22人が参加しました。

海運企業などから仕事内容の説明を受けたあと、フェリーで操舵室やエンジンルームを見学しました。参加者は具体的な操舵の方法や給与内容について質問していました。

自衛官は54歳から57歳で退職する規定で、民間企業では経験を積んだ即戦力として需要が高まっています。

(参加者)「退官後の選択肢の幅を広げたいというのが一番ありまして、できる限り多く参加したいなと思っています」「自衛隊というのがマンパワーや協力が主体ですから、これからの職業に対しても活かせる面かなとは自分では思っています」

今回の説明会は、再就職を支援する自衛隊援護協会が協力していて、九州運輸局はこれまでバスや運送業界向けの体験会も開催しています。

運送・物流業界で「元自衛官」人気の理由は?

19日の説明・見学会では、国土交通省大分運輸支局が、再就職を希望する自衛官と人材不足で悩む民間企業の橋渡し役を担いました。

大分運輸支局はこれまで、運送業界の人手不足対策としてバスやトラックの運転体験会も実施しています。

では、なぜ「元自衛官」が求められ再就職に繋がっていくのか?双方のメリットをみていきます。

まず企業側のメリットですが、自衛官の任務を通じて取得した大型車両などの「特殊な免許やスキル」を「即戦力」として活用できる点が大きな魅力となっています。一方で、再就職を目指す自衛官側にとっては事前の説明会で実際の仕事内容をしっかり理解できるため、「入社後のミスマッチを防げる」ということです。

人材を求める企業と新たな活躍の場を求める自衛官。双方にとってプラスとなるこのマッチングの取り組みが地域の物流や交通を支える力になることが期待されています。

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