夫と小学生の子どもの3人家族で、夫の転勤による6回の引っ越しを経て「もたないシンプルライフ」にシフト。その快適さをインスタグラムで発信しているかなさん(40代)。ここでは、かなさんが洗面所、ダイニングテーブル、キッチンで実践している、無理なく続く収納や片付けの工夫について語ります。

1:ワンアクションで完了「カゴ投げ込み」収納

私はものを減らすのは苦になりませんが、使ったものを元に戻すのが苦手です。あとで片付けようとしてもつい出しっぱなしにしてしまい、部屋が荒れる原因になっていました。

どうにか簡単に片付けられないかと考えてたどり着いたのが、投げ込むだけの「カゴ収納」です。

リビングやクローゼット、洗面所などものがたまりやすい場所に、ラタンバスケットなどのカゴを設置。脱いだパジャマや読みかけの雑誌など、考えずにポイポイと入れるだけでOKにしました。ドライヤーも、コンセントが絡まず収納できるように専用のカゴを洗面所に置いています。

きれいに整えなくてもワンアクションで完了するので、疲れているときでも片付けがラクになり、出しっぱなしのストレスから解放されました。

2:とりあえず「目に入る平面に」ものを置かない

私も夫も子どもも、帰宅後とりあえずものを置いてしまいがちなのが、リビングのダイニングテーブルやキッチンのワークトップといった“平面”です。ちょうど腰の高さにあって、封書や新聞などを置きやすい位置なので仕方がないと思いつつも、部屋の中でいちばん目に入る場所でもあります。そのままにしておくと、どんどんものが増えていき、部屋全体が雑然と見えてしまいます。

そこで、寝る前の数分をリセットの時間にして、ダイニングテーブルとワークトップの上にあるものだけは片付けるように意識しています。毎日部屋全体を片付けるのは気が重くなりますが、小さな範囲だけと決めておくと無理なく習慣化できました。

朝起きたとき、すっきり片付いたテーブルが目に入るだけでも心のゆとりを感じられて、いい気分で一日をスタートできる気がしています。

3:キッチンは「つるす&見せる収納」がラク

キッチンは毎日使う場所だからこそ、すっきりさせるのが難しいと感じます。そこでわが家では、よく使うまな板やミトンなどは「つるす&見せる収納」にして“あえて”出しっぱなしに。

カップボードや冷蔵庫の側面はマグネットをフル活用して、フックなどをつけてキッチンペーパーや量りなどもつるしています。使いたいときにさっと取り出せて、戻すのも一瞬なので片付けるという意識がなくても元に戻せます。

出しっぱなしになるものは、なるべくシンプルなデザインで色合いなどもできるだけ統一するようにしています。私は白色と木調が好きなので、選ぶ道具は自然と似た雰囲気になり、インテリアとしてもなじんでいる気がします。