家事に追われがちな朝と夜。そんな慌ただしい時間帯をラクに乗りきるコツを紹介します。教えてくれたのは、整理収納アドバイザー1級と、親・子の片づけインストラクターの資格を持つmiwaさん(40代)。家事を朝にまとめ、平日の家事の手間を省いたことで、「がんばらなくても家事が回るようになった」といいます。miwaさんが実践している家事の工夫を詳しく伺いました。

家事がつらい時間帯は?

家事は1日じゅうずっと大変なわけではありません。なかでも負担が集中するのが「朝」と「夜」。

【写真】タオル・下着は畳まずに、ボックスに入れるだけ

朝は子どもを起こして送り出す準備に追われ、時間が限られているのにやることは多い。夜になると家族がそろい、食事の準備や片付け、お風呂、翌日の準備などが一気に重なります。

家族が家にいると、家事が増えることは避けられません。私はこの時間帯を、“家事の繁忙時間”と呼んでいます。

家事のピークを「朝」につくるべき理由

なかでも私は、朝に家事のピークをつくっています。理由はシンプルで、朝は使える時間が限られているから。

たとえば6時に起きても、仕事で家を出るまでの時間は2〜3時間ほど。タイムリミットが決まっていることで、家事をダラダラと続けずに、自然と動きにメリハリが生まれます。

一方で、夜は帰宅時間や予定によって流れが変わりやすく、毎日同じペースで動くのは難しいもの。だからこそ朝の家事をルーティンとして固定しています。

朝のうちにまとめて終わらせておきたいのが、毎日の汚れや暮らしを一度“リセットする”家事。具体的には次のようなものです。

・洗濯(乾燥・片付けまで)

・食器洗い

・布団を上げる

・リビングの掃除

・トイレ掃除

・風呂浴槽洗い など

イレギュラーな家事はあえて入れません。

その結果、帰宅後に急に掃除機をかけたり、朝の食器を急いで洗い始めたり、ついついスマホを見すぎてしまったり…といった“思いつき行動”が激減しました。

イレギュラーな家事に手をつけて、出発時間がギリギリになってしまった! なんてこともありません。

がんばらないから続く。朝の家事がまわる小さな工夫

「朝にこれだけの家事をこなすのは大変そう」と感じるかもしれません。

しかし、平日の朝家事は手間をかけすぎない工夫をしています。

・朝ごはんの食器洗いは食器洗濯機・乾燥機に頼る

・洗濯後のタオル・下着は畳まない

・お風呂掃除は浴槽のみ、浴室内の床や壁は洗わない

・トイレ掃除は、サッとシートでふくだけ

入念な掃除は週末にまとめてすれば十分。だからこそ、朝に家事をまとめても負担が少ないです。

ポイントは、「朝にやる分だけしっかりこなす」という線引きをもつこと。ルーティンを繰り返すうちに徐々に体が動くようになり、「次になにをしよう」と考える負担も減っていきます。早く家事が終われば余白が生まれ、少し座って休んだり、自分時間をもつことにもつながります。

いきなり最初から全部の家事を移すのではなく、少しずつ家事を増やし、ルーティンになじませるのがおすすめです。朝と夜の家事に追われている方はぜひ、試してみてください。