投資系YouTubeチャンネル「鳥海翔の騙されない金融学」が、「【2026年】FANG+下落は仕込み時か、それとも売り時か?判断基準を徹底解説します!」と題した動画を公開した。
動画では、2023年から市場を牽引してきたFANG+などのハイテク株主導の相場から、2026年には「夢で勝つ相場」から「現実で勝つ相場」へのパラダイムシフトが起こる可能性が高いと解説。次の主役となり得る堅実な3つの業界について詳述している。

動画の冒頭、投資アドバイザーの鳥海翔氏は、現在の市場環境について言及。テクノロジー企業への期待が株価を押し上げてきた一方で、著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが過去最大の現金を保有している事実に触れた。鳥海氏はこの状況を、割安な投資先が見つからないほど「市場が割高になっている」シグナルではないかと分析する。
その上で、これからは過度な期待で上昇した銘柄ではなく、実需に基づき着実に成長する「現実的な企業」が注目されると予測。具体的に「医療・ヘルスケア」「電力」「防衛」の3業界を挙げた。
まず医療業界については、世界的な高齢化により「病人が1.4倍に増える」未来は不可避であるとし、ジョンソン・エンド・ジョンソンなど多角的な医薬品を持つ企業の底堅さを強調した。
次に電力業界では、AIの普及により2030年までに電力需要が現在の2倍になると試算されている現状を紹介。この急増分を賄うには「原子力発電所30基分に相当」する電力が必要となり、再生可能エネルギー大手のネクステラ・エナジーなどが恩恵を受けると解説した。
最後に防衛業界として、ロッキード・マーティンを例示。地政学リスクの高まりを受け、米国防総省との長期契約に基づく戦闘機のメンテナンス需要などが、景気に左右されない安定収益を生む構造を説明した。

鳥海氏は、過去のITバブル崩壊時に期待先行の銘柄が80%近く下落したのに対し、S&P500などの広範な指数は下落幅が限定的だったデータを提示。「大暴落をして大ダメージを負うのは悲劇ではない。ただその準備ができていなかっただけ」と述べ、特定の成長株への集中投資から、より現実的で分散された投資先へ目を向ける重要性を説いて動画を締めくくった。

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