「本当に辛い」「お手本になる選手」仲間が語る“うるさい”ほどの存在感。大怪我で今季絶望の神戸GKへ、チームメイトが思い「章太くんを胴上げできるように」
新井は、3日に行なわれたルヴァンカップ準々決勝・第1戦の横浜FC戦で負傷。診断の結果、左膝前十字靭帯損傷で9月下旬に手術を控え、全治8か月の見込みと発表されている。
「試合に出ていない時も、いざ試合に出ても、活躍するための準備は誰よりもやっていたし、誰よりも声を出していた人。チームにパワーを与えてくれる選手なので、本当に辛いです」
そして「本人が一番辛いなかでも、明るく、次のステップに行くためにスタートしているので、僕らも章太くんのために戦っていかないといけないというのは、すごく覚悟をしています」と決意を示した。
前川によると、本人は深刻な様子を一切見せていないという。「怪我をして、すぐに筋トレしているような人だった。それぐらい、章太くんはエネルギーに満ちあふれた人。そういう姿が、本当にチーム全員に良い影響をもたらしているので、自分も頑張らなきゃいけないなと思います」
DF酒井高徳も同僚の怪我に向き合い、次のように語った。
「選手として、明日は我が身じゃないですけど、サッカー選手にとって怪我はあり得ること。そのなかで大きな怪我は、できればなりたくないなかで、こういう形になってしまったのは非常に残念です。
同じ選手として、非常に毎日ストイックに、プロフェッショナルにやっている章太くんでも、こうやって怪我をしてしまう。サッカーの恐ろしさを感じた」
また、「彼がこれまでチームに与えてくれた影響や、練習での声掛け、サッカーに対する向き合い方は、若手や自分も含めてお手本になる選手だと思う」と新井の存在の大きさを改めて強調した。
そのうえで、「チームを盛り上げてくれる人。少しうるさい人がいなくなるのは悲しいですけど(笑)。自分たちは章太くんの頑張りを知っているので、その分、それ以上に頑張って結果を残して、今シーズンが終わった時に、章太くんを胴上げできるように、(自分も)前十字靭帯に気をつけながらやっていきたい」とした。
神戸の選手たちは仲間の思いを胸に、残りの戦いへと挑んでいく。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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