サンダルブランドのチャコ(Chaco)は、混雑したアウトドア市場での競争を視野に、パートナーシップと製品に関するマーケティング戦略を強化している。過去3カ月間だけでも、チャコは数多くの話題のコラボレーションを展開しており、それが大きな収益とソーシャルエンゲージメントをもたらしたと、同社のマーケティング担当幹部がModern Retailに明かした。5月、チャコは缶詰の魚のブランド、フィッシュワイフ(Fishwife)とコラボレーションを行い、人魚にインスパイアされたサンダルを発表した。そして6月には、ボブ・マーリーの家族とともに「ライブワンラブ(Live One Love)」サンダルを発売。さらに7月には、ワッフルハウス(Waffle House)提携して朝食にインスパイアされたサンダルを深夜に発売したが、この商品は24時間で完売するほどの人気を博している。
フルブライト氏:「ソーシャル上で非常にエンゲージメントの高い消費者と、[ミシガン州ロックフォードの当社のオフィスから]通りを隔てた場所にリ・チャコ(ReChaco)という施設が存在するという事実を結びつける公式を解き明かすことができた。その施設ではサンダルを修理しているので、20年前のサンダルを送ってもらえれば、靴底を張り替えてもらえる。でも、そこにはカスタム[サービス]もあるので、やろうと思えばチャコのサンダルに自分の顔をプリントすることも可能だ。このふたつの要素をうまく使ってテストができる。そこで、ヒョウ柄が流行っていたときに、ストラップにヒョウ柄を施した製品を作った。通りの向こうで250[ユニット]を製造し、2日で完売した。それから[別の]投稿で、『当社のアーカイブからこれまで公開したことのないストラップデザインをたくさん紹介。あなたの好みはどれ?』と尋ねた。実際問題として、もし皆が『バナナストラップ』と答えたなら、明日にでも作ることができる。これがチャコブランドにとって本当に重要な公式だと思っている。消費者の声を直接製造部門に伝えることができるのは、非常に強力だ。この秋には、『次のストラップをデザインする』コンテストも実施する。そこから5点の候補を絞り込み、その後、みんなが採用したいデザインを『チャコの民』に投票してもらう。ほかのブランドでも同様の取り組みは行っているが、当社ならではの点は、10日ほどで製品を現場に投入できること。もちろんそれが成功すれば、今後も継続していくことを検討する」。[原文:Behind Chaco’s 2025 marketing playbook, from collaborations to contests]Julia Waldow(翻訳:Maya Kishida、編集:戸田美子)Image via Chaco