YouTube動画「【倒産ラッシュ】国の補助金があっても無理…厳しすぎる業界の課題点を解説します。」で、脱・税理士の菅原氏が、いま全国で加速する保育園の倒産・廃業問題について解説した。動画中で菅原氏は、保育園に足を運ばなくなったという自身のエピソードも交えつつ、「保育園も厳しいんですよ、今。倒産が過去最多ペースになってるかな」と現状を伝える。

今年の上半期だけで保育園の倒産・解散・廃業が22件と、前年の1.7倍という驚異的なペースで進行。昨年の年間31件を大幅に上回り、過去最多となる可能性も高まっている。背景には「保育士の人手不足」「少子化」「子供不足」が複合的に絡んでおり深刻化する少子化と人材不足を指摘した。

政府による待機児童解消策で保育園が激増した一方、保育士の確保・園児の維持が難しくなっている現状について、「待機児童問題がほぼ解消されたが、今度は保育園が増えすぎて選ばれなくなり、児童獲得のための競争が激しくなった」と説明。その上で「今赤字の保育園が3割ぐらい。赤字じゃないけど現役も26%。どんどん業績が悪化している」と明暗が分かれる現状を明かした。

保育園選びに関しても、「いい保育園に子供を預けたい」という保護者心理や保育士獲得の人材競争、運営コスト増など、多様な要因が複雑に絡む。菅原氏は「保育士が採用できやんだら、募集する園児も下げやならんあかんやろ。そしたら経営になりたたん」と、保育士と園児の確保が成り立たなければ事業は厳しいと警鐘を鳴らす。それぞれの園が差別化を図るため、体操や音楽、英語といった特色を取り入れるなど、熾烈な生き残り競争も加速しているという。

動画の最後で菅原氏は「少子化でこれからも園児は増えないから、これから保育業界に参入は厳しいやろね。ある会社は強いかもしれない。保育園を綺麗なオシャレなデザインにして、そういうのにやっぱり惹かれるかな。厳しい業界になることは間違いないかなと思います」と保育業界の今後を見据えた。

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