ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が約110光年先の太陽系外惑星候補を直接撮像【訂正あり】

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ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測では初めて、太陽系外惑星候補の直接撮像に成功したとする研究成果を、フランスの研究者らのチームが発表しました。


恒星を取り囲む円盤の空隙で検出

惑星候補が見つかったのは、「ポンプ座」の方向約110光年先の若い赤色矮星「TWA 7」です。


「TWA 7 b」と呼ばれるこの惑星候補は、質量が土星とほぼ同じ(木星の約0.3倍、地球の約100倍)で、表面の温度が約47℃と推定されています。主星のTWA 7からは約50天文単位離れています。


検出された位置はTWA 7を取り囲むデブリ円盤(塵や岩石でできた円盤)の空隙にあたることから、円盤の形成に惑星が直接関与することを示した初の事例となる可能性があるということです。


今後は追加観測を通じて本当に惑星かどうかの検証を行い、その特性を絞り込むとともに、若い惑星系における惑星の形成や円盤の進化に関する理解が深まることに期待が寄せられています。


【▲ ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(オレンジ色)と、ヨーロッパ南天天文台のVLT=超大型望遠鏡(青色)の観測データを使って作成した画像。中央右上の明るく目立つオレンジ色の天体が惑星候補「TWA 7 b」で、青色で示されたデブリ円盤の空隙に位置している。主星「TWA 7」の光はコロナグラフで遮られていて、星の位置は★印で示されている(Credit: NASA, ESA, CSA, Anne-Marie Lagrange (CNRS, UGA), Mahdi Zamani (ESA/Webb))】

【記事掲載:2025年6月26日20時38分・更新:2025年6月29日20時26分】当初、出典のNASA記事をもとに赤色矮星「TWA 7」までの距離を「約34光年」としていましたが、当該研究の論文 "Evidence for a sub-Jovian planet in the young TWA 7 disk" (Lagrange et al.) などを確認の上で「約110光年」(34パーセク)に訂正いたしました。


 


文/ソラノサキ 編集/sorae編集部


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