業界団体のHDMI Forumが、映像・音声伝送規格の「HDMI 2.2」の仕様を最終決定し、リリースしたと発表しました。帯域幅はライバルのDisplayPortを上回る96Gbpsに倍増しており、最大16K・60fpsをサポートします。

HDMI 2.2 Specification Overview

https://www.hdmi.org/spec/hdmi2

HDMI Forum、HDMI 規格のバージョン 2.2 を発表

(PDFファイル)https://hdmi.org/download/pressfileid/155

HDMI 2.2は2025年1月6日に初めて披露され、同年6月26日に仕様が確定しました。

この規格は4Kで最大480fps、8Kで最大240fps、10Kで最大120fps、12Kで最大60fpsをサポートするもの。10ビットおよび12ビットカラーの8K@60/4:4:4や4K@240/4:4:4といった非圧縮フルクロマフォーマットを含む、より高画質なオプションもサポートします。帯域幅は前バージョンのHDMI 2.1から倍増し96Gbpsに達しています。



また、HDMI 2.2は非圧縮モードと圧縮モードの両方をサポートしており、メーカーはどちらか一方、または両方のモードを実装できます。



このほか、音声と映像の同期精度を向上させて遅延を減らす「Latency Indication Protocol」が導入されています。これは、AVレシーバーやサウンドバーなどのマルチデバイスシステムにおける音声と動画の同期を改善するもので、特にシステムの音声と俳優の口の動きが正確に同期しない問題などを減らします。通信規格のeARC、可変リフレッシュレート(VRR)、自動低遅延モード(ALLM)、クイックフレームトランスポート(QFT)、固定レートリンク(FRL)などもサポートし、以前のバージョンとも下位互換性を持たせています。

HDMI 2.2のリリースに伴い、最大96Gbpsの帯域幅をサポートするケーブル「Ultra96 HDMIケーブル」が導入されました。このケーブルは「HDMI 2.2の仕様のすべてに対応する唯一のケーブル」であり、認証を受けて初めて市場に導入することが許されます。





Ultra96認証ケーブルを購入したユーザーは、製品に付随するラベルやQRコードから本物の製品であることを確認できます。