シーズン開幕前の心境などについて話してくれた鳥海。写真:塚本侃太(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

 2025年シーズンのJ2リーグで首位を快走中のジェフユナイテッド千葉。開幕6連勝を飾るなど確かな勢いを感じさせるが、CBの鳥海晃司が意外な事実を告白してくれた。「キャンプの時に(トレーニングマッチなどで)1勝もしていません。たしか5試合やって、ひとつも勝てませんでした」 2025年2月9日に開催された柏レイソルとのちばぎんカップも0-3と完敗。チーム内に「これはやばい」との雰囲気もあるなか、鳥海は違う感覚を抱いていた。「相手がほとんどJ1のクラブで、クオリティの差があるのは分かっていました。ですので、そこで悲観しても意味がないし、開幕して勝てればいいと、割り切った気持ちでシーズンインしました」【画像】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!


 鳥海が「むしろ行けるんじゃないか」と思っていたとおり、チームはシーズン開幕から白星を積み上げていく。第1節のいわきFC戦、続くカターレ富山戦をいずれも2-0で勝利すると、第3節はモンテディオ山形に3-2、第4節は北海道コンサドーレ札幌に3-1と競り勝つ。愛媛FCを5-1、ヴァンフォーレ甲府を2-1で下した後、第7節でジュビロ磐田に0-1と敗れたものの、直近の水戸戦を2-1でモノにして首位に立っている(8勝1敗)。 リーグ5連勝したあと、鳥海は鈴木大輔の言葉──「ここでチャラ。次から如何に積み重ねられるか」を聞いている。そうした言葉がチームに良い緊張感をもたらし、今の好調につながっていると、そんな感覚を鳥海は抱いているのかもしれない。 結果的にシーズン開幕前にひとつカテゴリーが上のクラブと連戦していたことが、チームのプレー強度を上げるきっかけになっていた可能性はある。構成●サッカーダイジェストTV編集部