「え?久保じゃん」記者も予想できなかった森保監督の選手起用。難敵撃破をもたらした“名采配”
なぜ日々取材をしているのに分からないのかとお𠮟りを受けそうだが、これは予想外だった。
日本代表がバーレーンを2−0で下した一戦で、森保一監督が送り出したスタメンに驚かされた。10人は予想通りだったものの、2シャドーに一角に鎌田大地ではなく久保建英の名前があったからだ。
この試合までの最終予選6試合で、2シャドーの一角は南野拓実が全て先発で担い、もう一枚は鎌田と久保が3試合ずつスタメンを分け合ってきた。
一方、久保は日曜夜の試合に出場し、日本代表の練習参加は18日から。ソシエダで過密スケジュールが続いていたこともあり、頭から出すのは25日のサウジアラビア戦になるのではないかと読んだ。
自分以外にも鎌田のスタメン、久保のベンチスタートを予想している記者が少なくなく、先発メンバーが発表されると、「え?久保じゃん」「久保かぁ」という声があがった。
【動画】久保建英の圧巻1ゴール・1アシスト
そして、この策が的中。久保がフル出場に応えて1ゴール・1アシストと躍動すれば、鎌田は63分から出場し、わずか3分で先制ゴールを奪ってみせた。
停滞した前半の流れを変えた鎌田をスタメンで出すべきだったという意見もあるだろう。だが、勝利の最大の立役者は久保であり、明らかに相手の脅威となっていた。
このレフティをスターターとして使った森保監督の“名采配”が難敵撃破をもたらしたと言っても過言でない。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
