スプリンターズSを制した川田将雅騎手(撮影：下野雄規)

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　スプリンターズSをママコチャで制した川田将雅騎手が、3週連続のJRA重賞制覇に挑む。

　川田騎手の勢いが凄い。スプリンターズSを制し、JRA重賞は9月24日の神戸新聞杯・サトノグランツに続いて2週連続制覇。また、地方では26日の白山大賞典をウィルソンテソーロ、27日の日本テレビ盃をウシュバテソーロで制しており、8日間で重賞4勝の固め打ちとなった。

　3週連続のJRA重賞制覇に向けて、今週も強力布陣だ。7日のサウジアラビアロイヤルカップ(2歳・GIII・芝1600m)には良血馬のボンドガール(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)、9日の京都大賞典(3歳上・GII・芝2400m)には目黒記念を制したヒートオンビート(牡6、栗東・友道康夫厩舎)で参戦予定。仮にどちらかで勝てば、21年3月27日から4月17日にかけての4週連続に次いで、自身2番目に長い3週連続JRA重賞制覇となる。秋競馬本番を迎え、冴えわたる勝負勘。今週も川田騎手の手綱から目が離せない。