野口健さん(写真:つのだよしお/アフロ)

写真拡大

登山家の野口健さんが2023年8月28日、X(旧ツイッター)で、富士山でたき火をしたり注意するパトロール員に逆ギレしたりするなどの迷惑登山客がいるという報道を受け、「どの基準で逮捕するのかを来年のシーズンまでに決めて頂きたい」「夜中の弾丸登山を全面的に禁止にすればいい」などと提言した。

「完全に無法地帯」「逮捕されてもおかしくはない」

野口さんは、26日付でテレビ朝日が報じた「富士山で『たき火』...トラブル続出 注意に『逆ギレ』怒号飛び交う"まさかの事態"に」とするインターネット記事を引用し、「完全に無法地帯」と反応。「八合目から上は浅間大社さんの私有地。夜中に勝手に神社に入り込み焚き火をしていたら逮捕されてもおかしくはない。山梨県は県警を登山道に配置する事にした。今は注意喚起ですが、次はどの基準で逮捕するのか、それを来年のシーズンまでに決めて頂きたい」と訴えた。

野口さんは「夜中の弾丸登山を全面的に禁止にすればいい」と提言。「八合目から上は浅間大社さんの私有地なのだから、その権限は浅間大社さんにある。浅間大社さんにそのご意志があればできるはず。明治神宮にしても時間は決められています。県警と浅間大社さんが連携すれば時間外の侵入者を不法侵入で逮捕できないか」と持論を展開している。