無人自動配送ロボットを活用した個人向け配送サービス KCCSとヤマト運輸が北海道石狩市で実証実験
●実証実験の背景および目的
EC市場の拡大など宅配需要が増加する一方、少子高齢化・人口減少などによる労働力不足に対応した配送の担い手の持続的な確保が物流の大きな課題となっている。無人自動配送ロボットの活用は、人手不足が深刻化するラストマイル配送の課題解決や「非対面・非接触」での荷物の受け取りなど多様化するニーズに対応する技術として期待が高まっている。

●実証実験について
実証実験ではヤマト運輸スタッフが無人自動配送ロボットのロッカーに宅急便を格納。無人自動配送ロボットは受取人が事前に指定した受け渡し場所に移動する。受取人には荷物のお届け予定をLINEで通知し、無人自動配送ロボットのタッチパネル操作でロッカーから荷物を受け取り可能。その後、無人自動配送ロボットは次の受け渡し場所に移動する。

無人自動配送ロボットの走行中は遠隔から監視者がモニタリングし、状況に応じて無人自動配送ロボットを遠隔操縦する。公道(車道)実証のための許可は北海道運輸局から保安基準緩和認定を受け、北海道警察から道路使用許可を取得し、石狩市の協力を得て実施する。

走行エリア
【各社の役割】:
京セラコミュニケーションシステム
実証実験に関する企画・管理・調整、無人自動配送ロボットの開発・運行管理
北海道石狩市
実証実験の実施地域との調整
ヤマト運輸
無人自動配送ロボットを活用した個人向け配送サービスの実施事後評価の支援
●今後の展開
無人自動配送ロボットを活用した地域物流支援サービスの実用化に向けた実証実験を継続し、次世代の地域づくりに貢献。また、地域特性に対応した無人自動配送ロボットの研究・開発を進めていく。
