まずは、こちらの写真をご覧いただこう。

こちらはツイッターユーザーのTaitan(@taitan21)さんが2021年8月21日朝7時半頃に撮影した写真。

映っているのは、静岡県裾野市から撮影したという富士山の姿。この光景とともに、

「高原地帯で見られた迫力の笠雲富士山と吊るし雲の光景です!」

とつぶやいている。

触れそうなほどに濃い雲。まるでゲームの世界に入り込んだような光景である。

鮮やかな緑が広がる平原。しかしその先には、大きな山と空を覆う怪しげな雲が立ちはだかる。巨大な魔王に挑む勇者の気分さながらの壮大さだ。

このツイートには、こんな反応が。

「ゴッホの絵のようですね」
「一見すると、飴細工と綿菓子のように見えます」
「すごい迫力ですね。初めてみました。大自然を感じます」 「まるで加工してあるかのように綺麗!素晴らしい奇跡に出会えて羨ましいです!」

あまりの幻想的な景色に、見る人によって様々な世界観が生まれているようだ。

ちなみに撮影者からは「富士山の麓に住む者として、日々違った表情を見せる富士山を記録し続けることがこだわりです」との熱いコメントを頂いた。

「日本一」の象徴として輝き続ける富士山。その堂々たる姿にも日毎に違った表情があると思えば、どこか愛着が湧いてきそうだ。(ライター:Met)