那須川天心【写真:Getty Images】

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計量では火花を散らした那須川、決戦当日にSNSに心境つづる

 インターネット放送「AbemaTV」の「1000万円シリーズスペシャルマッチ」は22日に行われる。21日の公開計量では、キックボクシングRIZE世界フェザー級王者・那須川天心とボクシング元世界3階級制覇王者・亀田興毅があまりに近すぎる距離でのフェイスオフも話題を呼んでいたが、決戦当日に那須川がインスタグラムを更新。改めて意気込みをつづっている。

 前日計量では、早くも激しく火花を散らしていた2人。フェイスオフでは亀田が顔がぶつかりそうなほどに近寄り、睨みを利かせると、これに那須川も呼応。その距離10センチあるかないかというほどで、やや相手を見下ろすように視線を送り、バチバチと火花を散らせる。絶対に負けまいという気持ちが、そこにはあった。

 そして、いよいよ決戦当日を迎え、那須川が現在の心境を記している。

「これで満足という戦いはないと思います。まだ自分に納得出来た試合は出来ていないし出来たと思ってしまえば自分の成長はないと思う。でも一戦一戦確実に成長しています。まだまだ強くなる自信しかない。自分にはメイウェザーと向き合った経験がある。この経験値は偉大です。

 今日は本気で亀田さんと戦います。僕の本気が勝つのか? 亀田さんの本気が勝つのか? 皆さん楽しみにして下さい。応援よろしくお願いします!」

 那須川は昨年末にフロイド・メイウェザー(米国)とボクシングルールで戦い、1ラウンドで敗れ、号泣した。同じ轍は繰り返さない。キックの“神童”が現役の意地を見せられるのか。注目の激突はまもなくだ。(THE ANSWER編集部)