日本製鉄の衝突しても船体に穴が開きにくい鋼板
今治造船がギリシャの海運会社、ナビオスグループから受注した載貨重量31万トン級の超大型原油タンカー4隻に、日本製鉄の鋼板3種が採用された。エヌセーフ・ハルは貨物油・燃料タンク側部の船側外板などに1隻当たり約3000トン、NSGP1と同2は貨物油タンクに合わせて1隻当たり9000トン程度それぞれ使われる。
エヌセーフ・ハルは延び特性が従来型鋼板の規定要求値より5割以上高く、船が衝突しても船体に穴が開きにくい。大型バラ積み船を中心に、12隻で計2万トン超の受注実績がある。NSGP1と同2は塗装を施さなくても高い防食性を得られるため、船の建造費や維持・管理費用を抑えられる。これまでに10隻以上の原油タンカーに採用され、受注量は計3万トンを超す。
