ファナックが“ナノの世界”を作り出す工場新設へ
一般的な工作機械では難しいナノ精度の機種は、レンズ金型向けを中心に市場拡大が見込まれる。スマホのカメラは高機能化でレンズ枚数が増えており、車の自動運転や安全性を高めるための車載カメラの搭載も進む。監視カメラ向けも拡大基調だ。第5世代通信(5G)の実用化でこうした流れが加速することが想定される。
一方、同様の機種は米アメテック、米ムーア、東芝機械の3社ほどが提供するにとどまる。ファナックは18年に、同分野に本格参入した。収益に貢献する事業に育てるとともに、難易度の高い同製品を通じて得た知見を、主力の数値制御(NC)装置やモーターの開発・販売に生かす。
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