シャレにならない「道の駅」の迷走
全国に1000カ所以上ある道の駅だが、経営的に成功している勝ち組は一部と言われている。全体の8割近くが行政による設置で高コストな運営体制、経営努力の不足を指摘する声は少なくない。
地域活性化策として、道の駅整備事業を計画する自治体は多い。ただ、事業費が数十億円規模に上ることもあり、地方にとっては大型事業に入る。地域住民から財政面の負担への不安が多く寄せられた愛知県東郷町のように、道の駅整備事業の中止を決めた自治体もある。
せっかくなら先進技術を活用し、地域の暮らしを豊かにしたい。当然のことだが、公共事業でもあり、設置に当たっての採算性は厳しく監視するべきだ。道の駅が迷走してはシャレにならない。

