ドラッカー研究の第一人者とものつくり大学初代総長をしのぶ
梅原猛文庫は哲学、宗教、歴史など幅広いジャンルの約230冊を収めている。哲学者で文化勲章受章者の梅原名誉総長は「ものつくり大学」の校名を提案し、初代総長を務めた。校歌の作詞者でもある。校歌は「縄文の昔より 国の誇りはものつくり…」と、モノづくりと同大開学の意義を高らかにうたっている。
日刊工業新聞2019年1月30日
ドラッカーの“真摯さ”翻訳の背景
「ものつくり大学はドラッカーの古里」と例えるのは、主要作品の翻訳家で、ものつくり大学名誉教授の上田惇生(あつお)さん(写真右から2人目)。このほどドラッカー関連図書など53点62冊を寄贈した。
「当初、ドラッカーの作品に繰り返し出てくる『Integrity』という単語を『誠実さ』と訳していたが、ピンとこないと思っていた。構内のあぜ道を歩いていた時、『真摯(しんし)さ』という訳が頭に浮かんだ」と感慨深げ。
“真摯さ”はドラッカーの経営思想を表現する言葉として広まった。寄贈本は「ピーター・F・ドラッカー&上田惇生文庫」で閲覧できる。「ドラッカーの古里で寄贈本を読み、彼の思想に触れてほしい」と呼びかける。
日刊工業新聞2013年11月6日
