鈴木誠也(写真:Getty Images)
24日、フジテレビ「村上信五とスポーツの神様たち」では、日本代表(侍ジャパン)がベスト4に入ったWBC 2017でチームのスコアラーを務めた志田宗大氏がゲスト出演。インタビューの前半、「陰のMVP」に平野佳寿を推すと、その後半では「試合以外でMVP級の働きをした選手」として、広島・鈴木誠也の名を挙げた。

その理由に、侍ジャパンの初戦となるキューバ戦前、野手ミーティングでの出来事を明かした志田氏。出発直前に行われたミーティングは「結構シリアスな雰囲気になった」ようで、メンバーの口数は少なくミーティングルームには重い空気が漂っていたいう。

そんな時、「ちょっといいですか」と口を開いた青木宣親が、「僕の言葉の中で大事にしていることがある」として、「自分が自分であることを証明しろ」というロビンソン・カノの言葉を紹介。青木は「今日からすごい戦いになるけど、自分が絶対できるんだって。相手を飲んでかかるくらいの気持ちを持ってやっていい。ビクビクしたり、謙虚になる必要は一つもない」などとチームメイトを鼓舞した。

青木の言葉により、「中田(翔)とか、筒香(嘉智)とか、坂本(勇人)とか神妙な雰囲気になった」という志田氏。ミーティングは重い空気のまま終了し、「じゃあ、みんな今日は頑張ろうぜ」と出発しようとした矢先、なんと鈴木誠也は部屋で履くサンダルのままだったという。

これを現場で見ていた志田氏は、「そこで誰かがつっこんでメッチャ場が和んだ。緊張と緩和みたいなのが試合前にあって。いい緊張感とそれが解きほぐされた瞬間があった」と振り返ると、「誠也のサンダルがMVPじゃないか」と語った。