フジテレビの記者だった30代男性社員が、暴力団関係者に乗用車購入の際に名義を貸していた問題で、「相手から接待を受ける中で名義貸しを頼まれ、断り切れなかった」と、男性社員が同社の内部調査に話していることが20日、分かった。共同通信が報じた。

 男性社員は警視庁の記者クラブに数年前まで所属し、暴力団事件の取材を担当していた。フジテレビによると、14年春ごろに、この暴力団関係者と取材を通じて知り合ったという。

元記者、便宜依頼断れなかった 暴力団関係者の乗用車購入(共同通信)