ボストンの地元紙「ボストン・ヘラルド」紙の電子版は、２０日付で、レッドソックスの松坂大輔投手が、チームにファイテン社のアクアチタン製品を流行させていると報じた。
「松坂が、富を分かち合いたがった」の書き出し。「去年、新人だった松坂はある記者に赤いネックレスをプレゼントし、『これは魔よけです』と言った」と同記事。「ファンテン社の創設者が１９８３年に開発を始めた頃は、思っても見なかったことだが、今では、松坂の言葉は、まさに、そのネックレスの効用を言い当てているようだ」と伝えている。
現在、レッドソックスの投手陣の多くに愛用されている同社のネックレス。３Aポータケットのスナイダーは３年愛用していて「心理的なものだとしても、つけていると体調がいい」。二塁手のペドロイアも「まだ効用は分からないけど、大輔が保障しているからね」と昨年から着用を始めたという。
同記事によると、日本ではプロ野球選手の１０人に１人は同社の製品をつけているというが、メジャーの選手の好奇心に火がついたのは、２０００年の日米野球だったという。その後、ランディー・ジョンソンがつけたことで、見よう見まねで付け始めた選手が増えたそうだ。