YouTubeチャンネル「hack car channel(e-power)」が、「【475Nm!?】e-powerプロがフェアレディZに乗ってみたら・・」と題した動画を公開した。元電気エンジニアでe-POWERのプロであるたか氏が、日産「フェアレディZ」に試乗し、プロならではの視点でその圧倒的な走行性能や微妙な点をレビューしている。

たか氏は、Zの良いところとしてまず「加速力」を挙げる。3.0L V6ツインターボエンジンがもたらす最大トルク475N・mのパワーに触れ、高速道路の合流でアクセルをベタ踏みすると「心臓キュッてなったわ」「こんな速いのこいつ!?」と驚きを隠せない様子を見せた。一方で、市街地の低速域ではパワーを持て余し、9速ATの変速コントロールが難しいというリアルな感想も述べている。

また、乗りやすさやコーナリング性能も高く評価。「ハイキャスターサスペンション」の採用により、タイヤが少し前に位置することで旋回性能が向上していると図解を交えて解説した。さらに、専用設計の19インチタイヤによる「ベタベタ感」が、地面を張っているような安定したコーナリングを実現していると熱弁。普段はエンジン音に言及しないという同氏も、Zの重低音の効いたエンジンサウンドには「めちゃくちゃいい音します」と絶賛し、スポーツカーとしての完成度の高さを語った。

一方で、微妙な点として、スポーツカーらしからぬ「シフトショックの無さ」を指摘。AT仕様であっても、変速時のショックがあった方が運転の楽しさが増すのではないかと独自の哲学を展開した。さらに、長いノーズと寝たリアガラスによる「視界の悪さ」や、センターコンソール側に配置されたパワーシートのスイッチ、サスペンションの張り出しで狭くなったラゲッジスペースなど、細かな使い勝手の悪さも紹介している。

総評として「微妙な点は話しましたけど、結局走りが良ければそれでよし」と断言。ハイブリッド化が進む現代において、純粋なガソリンエンジンのスポーツカーの魅力を存分に味わえる、唯一無二の存在であると結論付けた。

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