NHK大河ドラマ「光る君へ」第37回「波紋」では盗賊事件が描かれました。寛弘5年(1008)の大晦日、内裏でとんでもない事件が起こります。強盗が押し入ったのです。内裏に侵入した強盗は、女房2人の衣装を剥ぎ取り、何処かに去ります。強盗は、内裏に出入りできる身分の者と推測されますが、結局、捕縛されず、その正体は不明です。 【写真】紫式部を熱演する吉高由里子 この平安時代中期の強盗事件について書き記している