2人に1人ががんになる時代。患者を治療する立場の医師ががんになることも少なくない。今回は乳がんを経験した唐澤久美子先生に話を聞いた。【写真】乳がん専門医の唐澤先生乳がん専門医が乳がんに5年前の冬、入浴中に乳房を触診した唐澤先生は、右乳房に2cmほどの腫瘍を確認した。最近できた大きさではなく、まめに触診していれば、もっと早くわかったはず。当時はとにかく仕事が忙しく、最後にいつ触診したかも思い出せなかっ