「月30時間5万円」など、あらかじめ一定の残業時間を見込む「固定残業代」。設定時間を超えれば、別途残業代がつくはずだが、お金は固定のまま、残業ばかりが増えるというケースが未だになくならない。今年7月26日には、飲み物の補充などを担当する自販機ベンダーの社員が固定残業代の無効を主張して、会社を訴えている。この会社では月90時間超の残業が設定されていたが、実際には200時間を超えることもあったという。一方、残業