中国貴州省で7月に建設工事が完了した、500メートル球面電波望遠鏡(FAST)。観測開始へ向けて、機能の調整や点検作業が進められてきましたが、いよいよ9月25日から正式運用が始まりました。カルスト台地の「窪み」を利用して作る同形式の電波望遠鏡としては、プエルトリコにあるアレシボ天文台の305mを抜いて世界一の大きさを誇るFAST望遠鏡、これからどんな発見が待っているのか楽しみです。 宇宙を見つめる「天の眼」が観