チェルシーが今冬フェルナンド・トーレスを獲得したことにより、出番が減っているディディエ・ドログバ(32)。

 トーレスと揃ってスタメン出場したのは第26節のリバプール戦(2月6日)のみで、この試合は0―1で敗れた。以後、アンチェロッティ監督はトーレスとドログバを交互にスタメンで起用、ドログバはここ3試合のうち2試合、後半の残り20分で投入されている。

 レキップ紙によると、1日の大一番マンチェスター・ユナイテッド戦には、どちらも起用する意向を示した監督だが、「何分になるかわからない」と語っており、一方を控えの切り札としてベンチスタートさせる可能性が高い。

 同紙がドログバに近い筋の情報として報じたところによると、「非常につらい思いを味わっている」ともらしたという。チェルシーとの契約は残り1年。このまま不満を抱えるとなれば、今月11日に33歳になるだけに、現役最後の数年を別のクラブで過ごすことを考えてもおかしくはない。

 ドログバが「心のクラブ」と言って憚らず、サポーターから熱烈に愛されるマルセイユへの復帰も考えられるが、600万ユーロ(約6億8000万円)と推定される年俸からすると、実現はむずかしい。この点でマンチェスター・シティなら可能性がある。すでにマンCは昨夏、ドログバにコンタクトをとったとされる。

 ただし、つねにサポーターの気持ちを思うドログバとしては、プレミアリーグ内での移籍が考えにくいのもたしか。そうなると、敬愛するモウリーニョ監督のいるレアル・マドリーが最有力に浮上してくる。同じく新天地ということであれば、米国行きも除外できない。