広瀬矢板署長(左)から感謝状を贈られる岩井さんとゲルダ号(6月30日、矢板市中の矢板署で)

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 自宅近くで行方不明となった栃木県塩谷町の80歳代男性の発見に貢献したとして、県警矢板署は、県警の嘱託警察犬のジャーマンシェパード「ゲルダ・フォム・マッセル・シュテルン号」(2歳、メス)と指導士の岩井智二さん(56)に感謝状を贈った。

人の通った後を正確に追跡

 同署によると、5月23日午後8時20分ごろ、塩谷町の男性から「父親が帰宅していない」と110番があった。岩井さんとゲルダ号は、同署からの要請を受け、午後10時すぎに男性の自宅に到着した。ゲルダ号が、行方不明となった男性の衣類に残っていたにおいを覚え、追跡したところ、約15分後に自宅から約240メートル離れた川沿いの草むらの中にいた男性を発見し、保護した。道に迷ったとみられるという。男性は顔にけがを負ったが、命に別条はなかったという。

 矢板署で6月30日に行われた贈呈式では、広瀬栄一署長が岩井さんに感謝状を手渡し、ゲルダ号には骨形のガムが渡された。

 ゲルダ号は、4月19日に塩谷町内の山林で行方不明になった女性を発見し、5月に同署から感謝状を贈られた嘱託警察犬フレア号の娘で、感謝状を贈られたのは初めてだった。岩井さんによると、人の通った後を正確に追跡できるのが特徴という。

 岩井さんは「ゲルダが仕事(捜索)するのは2回目で、発見できてうれしい。フレアなど他の嘱託警察犬と一緒にこの仕事を頑張っていきたい」と話していた。