【休日クラシック・ポルシェ・アーカイブ #29】1977年ポルシェ911「シャシーナンバーで識別」
1977年ポルシェ911
ポルシェ911の1977年モデルは、1976年8月に生産開始。内容的には1976年モデルがキャリーオーバーされた。ボディタイプはクーペとタルガが用意される展開も変わらない。
ベースグレードとなる911は、165hpを発揮する2.7リッターユニットを搭載。3リッターユニットを搭載する高性能版となる200hpのカレラ3.0、フラッグシップモデルの911ターボというラインナップも変わりはない。

1977年ポルシェ911 ポルシェ
日本向けの1977年モデルは、911Sと911Sデラックス、911ターボが設定された。日本でも排気ガス規制が本格的に始まり、販売される車両は昭和50年排気ガス規制に合致させる必要があった。そのため911では排気ガスを再燃焼させるサーマルリアクターが取り付けられている。
車体のディテールにも変化はない。クローム仕上げのヘッドライトリング、サイドウインドウ・フレーム、大型化されたボディカラー同色の電動調節式ドアミラーを装備する点も同様である。
1977年モデルの確実な識別点は、シャシーナンバーで確認できる。この時代はVIN表示になる前のため、ポルシェ旧来のフォーマットによるシャシーナンバーが与えられていた。911に続く4桁目の数字が『7』であることが1977年モデルを示す。
●空冷水平対向6気筒2687cc●165hp/5800rpm●220km/h
(当連載は、基本的に土日祝日の午前9時11分に公開しています)

