【新華社北京7月22日】中国気象局はこのほど、中国気象スマート早期警報システム「媽祖(MAZU)」の一環として、気象衛星「風雲」のデータを人工知能(AI)で処理するツールボックスを発表した。衛星データの受信、AIによる解析、業務利用までを一体化し、海外の利用者に総合的な衛星応用ソリューションを提供する。

 今回の発表により「媽祖」は、完成した気象製品を共有するだけでなく、利用国がAIを活用して自国向けの気象サービスを構築できるよう、さらに機能を広げた。

 中国気象局の陳振林(ちん・しんりん)局長はこのほど新華網の取材に応じ、「媽祖」は各国の用途に合わせたサービスを開発でき、最先端の予報モデルや「風雲」による観測技術を組み合わせることで、天気予報の精度を高められると説明。世界気象機関(WMO)は「媽祖」の普及・応用を、今後重点的に進める取り組みの一つに位置付けていると述べた。