アルゼンチン戦を前にした会見で笑みを浮かべたデ・ラ・フエンテ監督。(C)Getty Images

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 今から36年前。イタリアW杯の決勝で西ドイツと対戦したアルゼンチンは、大エースのディエゴ・マラドーナが徹底マークに遭ったなか、0−1で敗れた。

 時は流れ、アルゼンチンは北中米W杯の決勝でスペインと相まみえる。スペイン側はリオネル・メッシをマンマークするのか。その答えはノーだ。

 英紙『The Guardian』によれば、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は現地7月19日に行なわれる決勝を前に、39歳の英雄に言及。自身がセビージャのユースチームの監督だった22年前、若き日のメッシと対戦した際の出来事を振り返り、次のように語った。
 
「メッシについて面白い話を1つしよう。実は、私がセビージャでU-19リーグの監督をしていた頃、コパ・デル・レイでバルセロナと対戦したんだ。相手側からは『メッシ』という名の少年について、非常に高い評価を聞いていた。だから、マンマークを付けたんだ。70分時点でスコアは0−0だった。ただ彼をマークしていた選手がイエローカードをもらったので、私はその選手を交代させた。すると15分間でメッシは4点決めたんだ。

 だからといって、我々が彼にマンマークをするのか?No。彼に細心の注意を払うのか?Yes。しかしそれは、彼らが我々の選手たちに注意を払わなければならないのと全く同じことだ」

 自分たちには19歳の逸材ラミネ・ヤマルがいる。報道陣から「スペインにとってメッシに最も近い存在か?」という質問が飛ぶと、デ・ラ・フエンテ監督は「ラミネはラミネでなければならない。メッシのような選手は2度と現れない」などと主張した上で、「2つのスーパーチームによる素晴らしいショーになるだろう。才能と輝き、そして素晴らしいプレーが繰り広げられる一戦になるはずだ」と世間の期待感をさらに高めた。

 世界最長タイの国際Aマッチ37試合無敗を誇る無敵艦隊、スペイン。メッシを擁するアルゼンチンの連覇を阻止し、16年ぶり2度目のW杯制覇を果たせるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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