元テレビ局員の下矢一良氏が自身のYouTubeチャンネルで「フジテレビ問題だけじゃない?フジサンケイクラシック中止に隠された本当の理由【男子ゴルフ PR】」を公開した。動画では、50年以上の歴史を持つ名門ゴルフトーナメント「フジサンケイクラシック」が今年中止となった背景から、男子ゴルフ界が抱える不人気の構造的な問題について独自の視点で解説している。

下矢氏は、大会中止の背景として3つの理由を挙げた。1つ目は「フジテレビ問題」だ。不祥事を起こした企業が主催する大会を支援することは、大企業のスポンサーにとって「わざわざ火中の栗を拾う必要はあるのか」と、株主や顧客から反発を招くリスクがあると指摘した。2つ目は、大会名自体がネックになっている点だ。「フジサンケイクラシック」という名称が世間に広く定着しているため、新たにスポンサー企業が名乗りを上げても自社のPR効果が薄く、「お金を出す甲斐がない」と語った。

3つ目の理由として、男子ゴルフ界全体の「不人気ぶり」を挙げた。女子ゴルフの年間37試合に対し、男子は22試合と大きな差が開いている。トップ選手が海外を拠点にするため日本の大会は注目されにくく、「スポンサーになるメリットが少ない」と厳しい現状を解説した。さらに、プロアマ大会などの社交の場において、女性プロゴルファーの方がスポンサー企業の幹部から「喜ばれる」という業界のリアルな事情にも言及した。

一方で、男子プロゴルフ界もこの状況をただ見過ごしているわけではないと補足。「自分たちの手で自分たちの未来を切り開く」ため、選手たちがファンドと組んで新会社を設立し、自らPRや営業を行う新たな取り組みが始まっていると明かした。テレビ局頼みだった体質からの脱却を目指す動きに対し、「復活への道のりは険しい」としつつも、今後の改革に期待を寄せる形で動画を締めくくった。

チャンネル情報

元テレビ局員の視点から、業界の裏話やテレビ出演の秘訣をお届け!普段はなかなか聞けない、メディアを活用したビジネス戦略やPRの裏ワザを正直にお伝えします!!略歴:PR戦略コンサルタント。テレビ東京に入社し『ワールドビジネスサテライト』『ガイアの夜明け』を製作。その後独立し、中小企業を中心に広報・PRの支援にあたる。