ナポリのメルカートは停滞ではない? 実は約70億円超を支出、まずは“過去のツケ”を清算
今夏のナポリは目立った新戦力獲得がなく、「メルカート(移籍市場)で停滞している」との見方もある。しかし、伊『Gazzetta dello Sport』によれば、クラブはすでに約7000万ユーロを投じており、その多くは過去に成立した移籍の分割払いに充てられているという。
まずクラブは、今年1月にスポルティングCPから期限付きで獲得したアリソン・サントスの完全移籍を実行。レンタル時に支払った300万ユーロに加え、買い取りオプション行使のため1650万ユーロを支払い、ブラジル人MFと新たに5年契約を結んだ。
また、ロレンツォ・ルッカの獲得でも分割払いが採用されており、当初の900万ユーロに続く買い取りオプションの支払いも進行中。
こうした既存契約の履行だけで、クラブは総額約7000万ユーロを費やした計算になる。
その影響もあり、今夏はまずチームのスリム化が優先事項となるようだ。クラブには7月時点で46人もの選手が所属しており、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長も「25人を放出しなければならない」と明言。ジョバンニ・マンナSDは余剰戦力の整理を進めることになる。
派手な新戦力こそまだ少ないが、水面下では大型支出が続いているナポリ。まずは財政と戦力の整理を進め、その後に本格的な補強へ動き出すことになりそうだ。

