延長13回、194球を投げ抜いた山口(右)と斉藤の平筭学園バッテリー=サーティーフォー保土ケ谷(金子 悟写す)

◆平塚学園5−4横浜創学館(延長13回タイブレーク)

 2回戦とは思えない緊張感が球場を覆っていた。延長十三回に及ぶ4時間半の激闘。平塚学園のエース山口は194球を一人で投げ抜いた。

 対峙(たいじ)した打者は計52人。第1シードの強力打線を相手に何度も得点圏に走者を背負ったが、根気強く外角に散らし、粘りに粘った。

 タイブレークの4イニングでは3ボールとしても、何度もカウントを整えた。この強心臓かつ丁寧な投球がサヨナラ劇を呼んだと言えよう。細野の逆転打を見届けると「やっと終わったという気持ち。ここまで(打線を)信じて粘って良かった」と涙が頬を伝った。