「パトリオット」の生産を容認 ウクライナに、トランプ大統領

【アンカラ共同】トランプ米大統領は8日、ウクライナのゼレンスキー大統領と北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の開催地トルコの首都アンカラで会談し、米国製防空システム「パトリオット」ミサイルのライセンス生産を容認すると表明した。侵攻を続けるロシアへのウクライナの長距離攻撃について「緊張を高めるが(戦争を)終わりに導くかもしれない」と述べ、支持した。
ウクライナはロシア国内の製油所への長距離攻撃で燃料供給網に打撃を与える一方、ロシアの弾道ミサイル攻撃に対応するための迎撃ミサイル不足に直面している。ライセンス生産容認はゼレンスキー氏にとって大きな外交成果となった。
トランプ氏は会談冒頭、イランと対立する米国のパトリオットミサイル保有数が「それほど多くはない」として直接供与できる数は限られているとした上で、ウクライナに「パトリオットを製造する権利を与え、その方法を教える。すぐつくれるようになるだろう」と述べた。
製造している米企業にはライセンス生産容認をまだ伝えていないとする一方、実現できるとの見通しを語った。
