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夏に強いといわれる2025年の王者、鳴門高校。春以降に行った、35試合に及んだ練習試合の勝率は約6割ですが、直近10試合は8勝1敗1分け。しかも7連勝と調子を上げてきました。

いよいよ、7月11日の土曜日から試合が始まる、夏の高校野球県大会。

フォーカス徳島では7日から4回にわたって、甲子園を目指す県内の注目校をご紹介します。

1回目の7日は、2025年の王者、鳴門高校です。

(記者)
「今年のチームは?」

(鳴門高校・森脇稔 監督)
「昨年甲子園に行ったが、秋・春と思うような結果が残せないということは、まだまだ、チームとしては力がないのかぁと実感した」

と、2026年のチームについて話す森脇稔監督。

しかし、夏に強いといわれる鳴門高校。

春以降に行った35試合に及んだ練習試合の勝率は約6割ですが、直近10試合は8勝1敗1分け。

しかも7連勝と、夏に向けて調子を上げてきました。

ベンチには選手たちの目標「夏二連覇」の文字。

前年に甲子園のグランドに立ったメンバーが5人残り、「再びあの舞台へ」という強い気持ちを抱いています。

(鳴門高校・三木響生 主将)
「絶対俺らが優勝するという一番強い気持ちをもっていたら、絶対甲子園いける」
「俺たちがその気持ち、一番強く持っておかなあかんと思う」

(記者)
「チーム状態について」

(鳴門高校・三木響生 主将)
「甲子園は観客も声援もすごくて、本当に不思議な力がある」
「もう一回あそこに立って野球をプレーして勝って、校歌を歌いたいというのがチーム全体の目標」

チームを支えるのが、エースの辻侑成投手。

体幹や柔軟など20種類ものトレーニングを取り入れた結果、この1年で球速が14キロも伸びました。

マックス138キロのストレートと、4種類の変化球を武器に、打たせて取るピッチングを心がけます。

(鳴門高校・辻侑成 投手)
「(去年)沖縄尚学に2回1失点という悔しい気持ちで終わった」
「それを晴らすためにも、夏優勝してもう一回、打たれた屈辱を晴らすために甲子園に行って勝ちたい」

打線の中心は3年生。

1番の野田健心選手は、打率3割を超える切り込み隊長です。

走・攻・守すべてにバランスがよく、野田選手が初回にチャンスを作れるかどうかで、試合展開が大きく変わります。

4番を任されるのが、稲山壮真選手。

今大会、注目のスラッガーのひとりです。

冬場の打ち込みで、苦手だった外角を克服しました。

長打力があり、ここぞという時に頼りになるバッターです。

(鳴門高校・稲山壮真 選手)
「チャンスで上位で回してもらったら、自分が全部返すようなバッティングができれば、どんどん先制点が取れると思う」
「もう一度、聖地に戻って、甲子園に戻って、去年悔しい思いしたので、もう一回甲子園で晴したい」

鳴門を率いるのは、2026年で20年目の森脇稔監督。

甲子園には春夏合わせて11回出場した名将です。

監督は、選手たちが甲子園を強く意識していることに、少し不安を感じているといいます。

(鳴門高校・森脇稔 監督)
「去年(甲子園を)経験できたというのは大きいが、新チームはそれが意気込みすぎるというか」
「それをリセットして、高校野球は毎年チームが変わるので、今年は今年で夏に頂点に立てるように、選手とともに戦っていきます」

甲子園を目指す気持ちは、他のどの高校よりも強い鳴門高校。

2026年は、ノーシードから甲子園出場を目指します。