JRT四国放送

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DMVを運行する阿佐海岸鉄道は7月7日、2025年度の決算を発表しました。

経常損失は約9173万円で、開業以来34年連続の赤字です。

阿佐海岸鉄道によりますと、2025年度のDMVの乗車人数は2万3222人で、前の年度より2289人減りました。

故障などによる減便や運休が相次ぎ、乗車人数が減ったことから、運輸収入は約1601万円と、前の年度を約14%減少しました。

一方、支出では人件費やDMVの検査費用などがかさみ、販売費や管理費が約1億1700万円と、前の年度より約3%増加しました。

事業全体の損益、経常損失は約9173万円で、開業以来34年連続の赤字となりました。

阿佐海岸鉄道は「地域住民や観光客の大切な移動手段として、安全を最優先で運行し、さらなる経営改善と地域活性化に取り組む」としています。

(豊成アナウンサー)
「阿佐海岸鉄道の経営は厳しい状況が続いています。こちらをご覧ください」

(豊成アナウンサー)
「34年連続の赤字で、DMVが運行を始めた2021年度からの5年間を見ても、収支は8~9000万円の赤字で推移しています」

(豊成アナウンサー)
「阿佐海岸鉄道は現在、徳島と高知両県と沿線の14市町村が積み立てた『鉄道経営安定基金』で赤字を補填し続けており、これまで3度の積み増しがおこなわれています」
「今年度の残高は、約1億233万円となっています」

さらに現在は「DМV」3台すべてで不具合や点検が重なり、走行できる車両がなくなったため、5月28日から全便で運休が続いています。

(豊成アナウンサー)
「DМVは線路と道路を走る世界初の事業とは言え、走ることができなければ利益は生まれません」
「いかに、安定運行し赤字を解消していけるかが、路線存続へのカギとなりそうです」