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 競泳日本代表の米アリゾナ州フラッグスタッフ高地合宿に参加する選手団が6日、羽田空港から出発。24年パリ五輪男子400メートル個人メドレー銀メダルの松下知之(20=東洋大)が出発前に取材に応じ、「人生2回目の米国で、前回W杯で行った時は時差で苦労した。体調を崩さないようにすることが大前提。(毎日)22時にはベッドに入りたい」と話した。

 今回の遠征は8月12日開幕のパンパシフィック選手権(米アーバイン)を含む、40日間を超える長期滞在となる。日本は近年、スペインのシエラネバダで高地合宿を実施してきたが、2年後に迫ったロサンゼルス五輪を見据え、フラッグスタッフへ回帰。高地合宿には慣れている松下も「強いて言うなら食事面が(心配)。水泳以外のところを少し気をつけたい」と話した。

 泳ぎの面では「持久的な、遅いペースで長く泳ぐ練習をきっちりやっていく」と平井伯昌コーチから伝えられたという。スタミナ強化のための800メートル個人メドレー、脚力を付けるためのヤードプール(約22.86メートル)での練習も行う予定だといい、「追い込み練習で4個メはあまり泳げないので、山(高地)で8個メをやったら、多分やばいことになる」と戦々恐々としていた。

 あす7日は七夕。直前まで練習していた東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターにあったササには、「世界記録」と願いを書いた短冊をささげたという松下。レオンマルシャン(フランス)の世界記録4分2秒50と自己ベストの4分6秒93には4秒以上の差があり更新は容易ではないが、「かなわなかったら僕のせいじゃなく、神様のせい(笑い)」と軽口を叩く余裕も。高地合宿で最善を尽くし、真夏の本番で答えを出す。