負債1000億円以上の大型倒産は7カ月ぶり
 (株)全東信(大阪市中央区)は7月6日、大阪地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。破産管財人には印藤弘二弁護士(はばたき綜合法律事務所、大阪市北区西天満4−8−17)が選任された。


 負債総額は約1259億2900万円(2025年3月期決算時点)。
 負債1000億円以上の倒産は、2025年12月に東京地裁より破産開始決定を受けた(株)ドローンネット(千代田区)以来、7カ月ぶり。
 
 1987年5月創業。飲食業を中心にサービス業、物販業などを対象としたクレジットカード立替払いサービスを展開。業界初の週2回・月6回の早期決済サービスに定評があった。このほか、クレジットカード業務に付随する業務全般代行、経営コンサルティング業務等も併営。加盟店は2018年9月には20万店以上に及び、独自サービスを強みとして、一時期は毎月2000店以上のペースで新規契約が増加し、2020年3月期は売上高約82億円を計上していた。
 
 しかし、その後は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、飲食店の営業制限などを受けて業績は悪化。コロナ禍以降、影響は緩和したものの、過年度の金融債務が重く財務健全化に至らなかった。近年も抜本的な業況改善には至らず、事業継続が困難となり今回の措置となった。

※(株)全東信(TSRコード:575448075、法人番号:9120001118333、大阪市中央区島之内1−14−14、設立2006(平成18)年9月、資本金45億円)

※(株)ドローンネット(TSRコード:024112925、法人番号:8011001115646、千代田区)