週明け6日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比2.40ポイント(0.06%)安の4041.24ポイントと反落している。
 様子見ムードが漂う流れ。新規の取引材料に乏しい中、週半ばに公表される6月の物価統計や来週の貿易統計など、足もとの月次経済統計を見極めたいとするスタンスが強まった。中国景況感の改善などを手がかりに、指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、引けにかけて再び売りが優勢となっている。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、宇宙・軍需産業の下げが目立つ。防衛関連事業と民生用光学部品の北方光電(600184/SH)が8.2%安、衛星開発・運用の中国衛星(600118/SH)が3.7%安、衛星・ロケット用システムの航天時代電子(600879/SH)が3.4%安、弾薬・ロケットの長城軍工(601606/SH)が2.4%安、航空製品の中国航発航空科技(600391/SH)が2.1%安で引けた。
 素材株も急落。ガラス繊維の中国巨石(600176/SH)が10.0%(ストップ)安、プラスチックの金発科技(600143/SH)が5.0%安、非鉄の江西銅業(600362/SH)が3.1%安、レアアースの中国北方稀土(600111/SH)が2.6%安で取引を終えた。
 発電株もさえない。大唐国際発電(601991/SH)が3.7%、北京京能電力(600578/SH)が3.4%、華能国際電力(600011/SH)が1.3%、上海電力(600021/SH)が1.1%ずつ下落した。電子・情報株、インフラ建設株、自動車株なども売られている。
 半面、銀行株はしっかり。上海農村商業銀行(601825/SH)が3.7%、上海浦東発展銀行(600000/SH)が2.6%、招商銀行(600036/SH)が2.4%、江蘇銀行(600919/SH)が2.2%、交通銀行(601328/SH)が2.0%、中国建設銀行(601939/SH)が1.9%ずつ上昇する。エネルギー株、運輸株、消費株、医薬株、不動産株、保険・証券株も買われた。
 そのほか、新興半導体株も物色される。ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、半導体ファウンドリー中国大手の華虹半導体(688347/SH)が8.7%高、国産汎用プロセッサーの龍芯中科技術(688047/SH)が3.0%高、パワー半導体大手の華潤微電子(688396/SH)が2.9%高、半導体製造装置大手の盛美半導体設備(上海)(688082/SH)が2.6%高と値を上げた。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は1.0%逆行高している。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.41ポイント(0.51%)高の275.69ポイント、深センB株指数が12.95ポイント(1.16%)安の1104.87ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)