相京雅行が「大型バイクYSP専売に関してヤマハに取材してみたら返答が残念でした」を公開した。動画では、ヤマハが2027年1月以降の401cc以上の大型バイクをYSP(ヤマハスポーツバイク専門店)専売にすると発表した件について、ユーザーの疑問をメーカーに直接取材した結果を報告している。

事の発端は、5月18日にヤマハが発表したプレスリリース。401cc以上の大型バイクの販売をYSPに限定するという内容が大きな反響を呼び、SNSでは批判的な声も多く見られたという。そこでモータージャーナリストを自称する相京氏は、X(旧Twitter)でユーザーから疑問を募集。「リコールなどの不具合はYSP以外でも対応できるのか」「近隣にYSPがない場合はどうすればいいのか」など、9つの質問をヤマハ広報に送付した。

これに対しヤマハは個別での回答を避け、一元的な回答を返信。出店基準や計画の詳細は開示しないとした上で、「401cc以上の車両が必ずしもYSPでのみ整備されるものではなく、従来同様、お客様の利便性を重視したサービス体制の維持・構築に努めてまいります」と説明した。この回答に対し相京氏は「もう少しユーザーに寄り添って、細かく答えてほしかった」と残念な思いを口にした。

後半では、相京氏自身の知見に基づく補足解説を展開。純正部品は個人でも注文可能であることや、既存のアドバンスドディーラーがYSPへ移行していく可能性が高いと推測した。また、ヤマハの年間出荷台数およそ500万台のうち、日本市場の割合はわずか1.4%に留まる現状を指摘。「お金が使えないから手を動かして工数を稼ぐしかない」と、限られた予算と人員の中で奮闘するメーカーの内部事情を慮った。

今回の専売化はユーザーにとって不安を抱かせる発表となったが、背景には業界全体の健全化や人員不足などの複雑な事情が絡んでいるようだ。相京氏は「この状況でも頑張るメーカー中の人を応援したい」と語り、厳しい環境下で尽力する担当者へエールを送って動画を締めくくった。

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