藤田さいき【写真:スポーツ報知/アフロ】

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JLPGA「特別保障制度」の適用を承認

 国内女子ゴルフツアー6勝で40歳の藤田さいき(JBS)が6月30日深夜、インスタグラムを更新して長期休養を表明した。藤田については同日、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が「トーナメント特別保障制度」の適用を承認したことを発表。夫でマネジャーの和晃さんがTHE ANSWERの取材に対し、藤田が医師から「左第一肋骨の疲労骨折及び骨膜炎」と診断されたことを明かしていた。

 藤田は、関係各位やファンへの感謝を記した上で故障の経緯をつづった。

「先月のsky RKBレディスクラシックで首、肩に痛みを覚え試合後の診察では左第一肋骨にヒビが入っている状態でした。そこで専門の超音波治療器を購入し、毎日鍼、電気治療などを併用、可能な限りの対策をしながら競技活動を続けてきました。一時は回復に向かっていると感じていましたが、サントリーレディスの初日に痛みが再発、翌週のニチレイレディスでは痛みで寝れずクラブもろくに振れない状態になってしまったので残念ながら棄権。その後そのまま都内の病院でMRIなどの検査を受けたところ、左第一肋骨の骨膜炎、疲労骨折と診断を受けました」

 その上で、「これまで通り治療やリハビリを続けながらプレーを続けるつもりでしたが、医師や主人と相談し、残りシーズンの状況などをふまえ、まずはしっかりと身体を治すことを優先する決断をいたしました」と表明した。

 そして、「ツアーを長期休養することは初めての経験なので、悔しさや焦りがないと言えば嘘になります。試合会場に行けないこと、仲間達が戦う姿や本来出場していたはずの試合を見守ることしかできないことに、もどかしさを感じる時もあります」と心境を吐露した。

 一方で「この時間はきっと何か意味があることと信じています。【骨は折れても心は折れない】」とし、「この貴重な時間に今しかできない身体づくりや技術の見直しに取り組み、より強くなって戻ってこられるよう日々前向きに過ごしていきます。また元気な姿で皆さまの前に戻れるよう頑張りますので、これからも温かく見守っていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。

 藤田は宮里藍、横峯さくらと同じ1985年度生まれ。卓越した技術と体の強さで、若手が台頭する中でも長くシード選手でい続けている。生涯獲得賞金は7億7896万9047円でランキング15位。今季のメルセデス・ランキング31位。2週前のニチレイレディスでは、第2日の9ホール終了後に棄権し、翌週のEARTH MONDAMIN CUPは欠場していた。

 同制度の適用によって、藤田の欠場年度の出場義務試合数は、復帰までに欠場した競技数(欠場年度内の競技に限る)を除くJLPGA ツアー開催試合数の60%以上となる。このルールに則った上で、年内に復帰した後、メルセデス・ランキング50位以内に入れば、来季のシード権は確保。同50位以下になった場合でも、復帰後に保障される試合数で得たポイントと、今季の獲得ポイントの合計が今年のメルセデス・ランキング50位以上になれば、その時点で来季シード権が付与される。

(THE ANSWER編集部)