ロナウドはここまで全試合フル出場 photo/Getty Images

写真拡大

28日に2026W杯グループステージ最終節でコロンビア代表と対戦し、スコアレスドローで終えたポルトガル代表。低調なパフォーマンスだったと批判の声が多いが、何よりの問題はFWクリスティアーノ・ロナウドが全く休んでいないことだ。

1勝1分の勝ち点4でコロンビア戦を迎えたポルトガルは、必ずしも勝利が必要というわけではなかった。会場となったマイアミのハードロック・スタジアムはかなり気温が上がっており、さすがのロナウドもコロンビア戦終盤は疲労が見られた。決勝トーナメントの戦いを見据え、ロナウドを早い時間でベンチへ下げても良かったはずだ。

しかし、代表監督ロベルト・マルティネスはグループステージ3試合全てでロナウドをフル出場させている。『ESPN』はこの疲労が必ず決勝トーナメントに影響してくると見ていて、マルティネスのコンディション管理に納得していない。

「マイアミの過酷なコンディションの中、ロナウドは最後の30分間全く存在感を示せなかった。試合終了時の彼のゴール期待値は0.17まで落ちていたのだ。ロナウドはグループステージで270分間プレイしている。アディショナルタイムを含めれば300分近くになる。ロナウドが40代ながら驚異的なコンディションを作り上げてきたことは周知の事実だが、それでも41歳だ。どれだけ氷風呂に入ろうが、自分に合った食事管理をしようが、老化を止めることはできない。ロナウドでも出場時間をコントロールするしかないのだ。しかしマルティネスはエースを休ませることが出来ない、あるいは休ませる気がなかったのかもしれない」

「仮にベスト32でクロアチアを撃破したとしても、次の相手はおそらくスペインだ。疲労で動きが鈍くなったロナウドは欧州王者相手に役に立たないだろう」

マルティネスはロナウドに全幅の信頼を寄せてきたが、コンディションの管理はすべきだった。今大会はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやノルウェー代表FWアーリング・ハーランドらもグループ最終節でお休みの時間を取っている。ロナウドを途中交代させる勇気がなかったのかもしれないが、ゴンサロ・ラモスも控えている中でロナウドをコロンビア戦でフル出場させたのは失敗だったか。