なんとミツバチ2.5億匹 巣箱積んだトラック横転で米ハイウェイに大群 養蜂会社は賠償責任で存続危機も
米モンタナ州の国道191号線で16日、ミツバチの巣箱を運んでいたトラックが衝突・横転する事故が発生した。これにより、推定2億5000万匹のミツバチが道路沿い約400メートル(4分の1マイル)にわたって散乱した巣箱から放たれ、付近に大群で押し寄せる事態となっている。
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事故が発生したのは、年間約500万人もの観光客が訪れる有数の観光地、イエローストーン国立公園のすぐ近くだった。当局は事故処理とミツバチの封じ込めに追われており、現場周辺で交通整理を行っていたガラティン郡の保安官代理がミツバチに9カ所刺されたという報告もある。
ウエスト・イエローストーン在住のダルトン・ブロードス氏は、何が起きているかを確認しようと現場付近で車の速度を落としたところ、ミツバチが車に群がり始めたと、地元メディア「カウボーイ・ステート・デイリー」に語った。
現場のロードサービスを担当する「イートン・ロード・ソリューションズ」の運行管理マネージャー、ジェームズ・ピーターソン氏は同メディアに対し、緊急作業員がミツバチのトラブルに対処するために出動したのは15年間でわずか2回目であるとして、「巣箱を所有する企業と緊密に連携し、救い出せるものを回収しようと試みています。ミツバチを扱った経験はほとんどありませんが、15年前の最初の出動時に購入した養蜂用防護服がまだ手元にあったので、それを使用しています」と現状を説明している。
現場の映像には道路に散乱した多数の箱が映し出されており、1箱あたり7万5000匹から12万5000匹のミツバチが入っていたとみられている。
養蜂家のマイケル・ジャーダン氏は同メディアに対し、「トラック1台の積載量から察するに、こうした巣箱が最大1000個ほど積まれていた可能性があります。事故発生からの最初の4時間が極めて重要です」と指摘。さらに、アメリカを代表する国立公園の至近距離で事故が起きたことが、回収作業をより複雑にしていると説明した。
ジャーダン氏は、「たとえばグレンデール湖でボートが沈没した場合、引き揚げ費用だけでなく、ゴミの投棄としての罰金も科されます。今回の件は単なる物的損害にとどまらず、非常に大きな損失になることでしょう。巣箱の所有者は保険会社からの承認を得る必要があるだけでなく、運送会社が『国立公園局』に対して負う賠償責任も発生します。事後処理の手続きに時間がかかりすぎれば、養蜂会社はすべてを失うことになりかねません」と事態の深刻さを危惧している。
(BANG Media International/よろず~ニュース)

