YouTubeチャンネル「ゆっくり遺産の探検隊」が、「【300店舗→わずか29店舗】マジで人も店も消えてる…観光客530万人が素通りする「最大都市」の中心街の衰退っぷりがヤバすぎました【ゆっくり解説】」を公開した。沖縄県北部最大の都市である名護市の中心街が、年間530万人以上の観光客が訪れるエリアでありながら衰退している実態と、その背景について解説している。

名護市は「やんばるの森」や「美ら海水族館」など有名観光地への玄関口として知られる。しかし、かつて300店舗ほどが並び賑わいを見せていた中心部のサングリーン商店街などは、シャッターが目立つ閑散とした状態になっている。動画では、この衰退の大きな理由として「バイパスの開通と車社会へのシフト」を挙げる。国道58号のバイパスが整備されたことで、人々の流れが郊外の大型商業施設へと移り、観光客も中心部を素通りするようになったという。

一方で、かつての名護十字路周辺がいかに活気に満ちていたかも紹介される。1964年には町制40周年を祝うパレードが3日間にわたり行われ、同年の東京オリンピックでは聖火が宿泊するなど、歴史的な転換点を迎えた時代もあった。また、150店舗以上が軒を連ねる県北部最大の歓楽街「みどり街」や、2000年のG8サミットにちなんで名付けられた「サミットビル」、大正時代から続く「名護市営市場」など、深い歴史と生活の息遣いが今も街の随所に残されている。

動画の終盤では、名護市が中心部の近くに総合交通ターミナルを整備する計画を進めていることに触れ、人の流れを変える新たな施策が動き出していることを示唆。「観光客ゼロの街に再生の光」が差し込むのか、時代の変化によって一度は素通りされるようになった街の未来に期待を寄せて締めくくった。