【知床沈没事故】禁錮5年判決に即日控訴…桂田被告「謝罪と償いを続けていく」 乗客家族は「やっぱり何も反省していない」
北海道・知床沖で遊覧船が沈没した事故で、運航会社の社長に禁錮5年の実刑判決が言い渡されましたが、桂田精一被告は即日控訴しました。乗客の家族は「やっぱり何も反省していない」と胸の内を明かしました。
■乗客の家族「やっぱり反省してないんだと」

判決後の会見で乗客の家族が語ったのは──。
乗客の家族
「やはり桂田氏の態度を見ていると、事故が起きたときから何も変わっていないんだと。反省していないんだと」
一礼した後、釧路地裁に入ったのは、業務上過失致死の罪に問われている「知床遊覧船」の社長・桂田精一被告です。
2022年4月に死者・行方不明者あわせて26人を出した遊覧船「KAZU 1」の沈没事故から4年あまり、無罪を主張していた桂田被告に17日、禁錮5年の判決が言い渡されました。
釧路地裁は「強風と高波の状態で出航すれば、乗客の安全に危険が及ぶことは予見できた」などと指摘しています。
■桂田被告がコメント「謝罪と償いを続けていく」

法定刑の上限にあたる判決が下されたことに乗客の家族は理解を示しつつも……。
乗客の家族
「26名もの方が犠牲になったと考えると、命の重さに見合う判決とは、私には受け止めることができなかったです」
判決後、桂田被告はコメントを発表。
『多くの乗客の方、船員が亡くなられたこと、また依然として行方不明の方々もおられることについては、法人代表者として、これからも謝罪と償いを続けていく所存です』
ただ、桂田被告側は、この判決を不服として即日控訴しています。これに対し乗客の家族は──。
乗客の家族
「もしかしたら、本当に心から反省して有罪判決を受け入れることもあるのかなと、少しは期待したんですけど、やっぱり何も反省していないんだなって思いました」
乗客の家族
「反省とか償おうという気持ちは、一切ないなと」
