中東情勢の影響 白黒パッケージが広島のスーパーにも並ぶ
中東情勢の影響が長期化するなか、白黒のパッケージになったカルビーのスナック菓子「かっぱえびせん」が広島のスーパーなどでも並び始めています。
■広島テレビ 永嶋 凜子 記者
「カラフルなパッケージの中に白黒のパッケージが目をひきます。こちらの袋には節約の文字が書かれています。」
広島市中区のスーパー マルナカ白島店では、約1週間前から白黒のパッケージになったスナック菓子「かっぱえびせん」が店頭に並んでいます。
中東情勢の悪化により、ナフサ由来のインクの調達が不安定になったことから、製造するカルビーは主力商品のパッケージをカラー刷りから白黒の印刷に順次切り替えています。
「あ、これになったんだ。いま初めて見たんですけど、これが新しく出たのかと思って 逆に目立つんじゃないですか。」
「普通のこういうものが、こうなったんですか。今みんなね、こんなふうになってますよね。」
こちらのスーパーでは、パッケージが白黒になって以降も売れ行きに変化はないということです。
一方、食肉大手の伊藤ハムは、7月1日に発売する新しいシリーズ商品について、インクのコストを抑えるため通常の半分程度の3色に減らしたパッケージを採用。ほかの商品についても今後、簡素化を検討していくということです。
カルビー以外のメーカーでも同様の対策が進められています。
一部をご紹介すると、カントリーマアムなどを手がける「不二家」も7月から対象商品10品のパッケージを色数を抑えたデザインに順次変更ていくということです。
「伊藤ハム」は7月からウインナーやハム、ピザなどのパッケージの色を3色に抑えます。これと同時に、ピザのチーズを一部、植物由来にしたり、ウインナーの原料に一部鶏肉を使用したりすることで、コストを下げ従来より2割から4割程度安い価格で発売するということです。
中東情勢の影響を受けながらも、商品を安定して供給し続けるための企業努力・創意工夫が続いています。
【2026年6月9日 放送】
